かぐら・みつまたスキー場 & かぐらスキー場前の宿泊は・・・ペンション レ・シャモア
山頂から米どころ南魚沼が一望できる八海山(標高1778m)に登ってきました。 時期的には夏の前の平日と言う事もあり、私を含めて約10名の方が登っていました。 個人的には富士山や苗場山では無い、恐怖と足への負担の多い感じを受けるので、 中級者~上級者の方用の山に思います。 ただ、八海山はロープウェーに乗ることにより、 山頂駅からの景色だけでも天気の良い時は素晴らしいので手軽でお勧めです。 (宿にはロープウェーの割引券もあります♪) 私が登ったルートは、一番ポピュラーなロープウェーに乗ってから八ヶ峰まで行って、 迂回ルートで帰ってくるコースです。 5月~10月までの四季折々の変化が美しく感じられる事などでお勧めです。 カップル・団体・シングルの方々などの方が対象の楽しめる山です。 |
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6月中旬の平日の午前9時40分頃の、 八海山スキー場駐車場です。 平日なので空いておりますが、 週末や紅葉の時期は、もっと車も増えて 登山の方も増えると思います |
中央の雲にかかっているのが八海山 その右に進むにつれて稜線がギザギザしているのが 八ッ峰の岩場になります。 |
ロープウェーには約5分乗りますが、 景色に見とれて、すぐに山頂駅です。 |
山頂駅に着きました。 直進すると出口の登山道になります。 トイレは、ここで済ませた方が良いです。 |
登山道を出て左手に木々の間から展望台が 顔を出しております。 画像のシートに覆われた物の中には 雪が沢山入っています。 近くに行くだけでヒンヤリ涼しいですよ♪ |
登山道に進むには展望台や 鳥居の脇の道からも行けますが、 私は鳥居から進みました。 |
八海山登山の案内板です。 参考になるので、行った際にも見た方が良いと思います。 |
鳥居から歩くこと約5分の避難小屋に着きました。 |
八海山大神が祀られていました。 登山の安全を願ってから進みました |
八海山大神の脇にある登山道です。 9時50分スタートです! |
10時 石碑4合目に到着しました。 |
八海山にも心休まる素敵な植物との出会いがありました。 画像の花は、アカモノ(イワハゼ)です。 |
画像の花は、ヒメシャガです。 |
10時40分 女人堂に到着しました。 ここで約10分の水分補給と休憩をしました。 |
女人堂の脇に薬師岳に進む登山道があります。 そして、薬師岳の向こう側には八ッ峰があります。 |
6月は、まだ残雪が残ってるので、 涼しさを演出してくれるので助かります。 |
画像の花は、タテヤマリンドウです。 |
画像の花は、ベ二サラドウダンです |
11時15分 7合目石碑到着です。 |
そろそろ登山道が更に厳しくなってきます! この辺りから鎖を使うことになります。 |
11時40分 鎖場を抜けると8合目である 薬師岳山頂に到着です。 ここで鐘を鳴らすと響き渡りますよ♪ |
薬師岳に登って、この先進む方角を見ると見えてくるのが 画像にある八海山千本檜小屋です。 トイレ休憩や食事休憩は、ここがラストになります。 |
11時50分 八海山千本檜小屋到着です。 足に自信の無い方や、小さいお子さん、 高所恐怖症の方は、この場所で折り返した方が得策です。 この先の八ッ峰は全て鎖を使っての上り下りになります。 |
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避難小屋を過ぎると最初は地蔵岳になります。 途中数か所に看板がありますが、 非常に見ずらくて気づかないことがあるので、 気をつけてください。 |
12時10分 地蔵岳到着です。 |
地蔵岳から、この先進む八ッ峰を見た景色です。 どの様に進むのかは、この時点では解らないぐらい、 道が見えません。 |
12時19分 不動岳到着です |
12時33分 五六岳に到着です。 |
今まで歩いてきた道を写した景色です。 |
この様な、断崖絶壁を鎖を使って上り下りしますが、 「本当に、この鎖大丈夫か?」と 心配になりながら進みます。 |
12時52分 白川岳到着です 先に見える山が摩利支岳と大日岳です。 |
12時57分 白川岳を下りると見えてくるのが、 分岐点の三つ又です。 |
摩利支岳が見えてきました。 |
13時5分 摩利支岳山頂に着きました。 |
13時15分 大日岳山頂に到着しました。 登山の方が少なければ同じ道を 帰っても良いかも知れませんが(当日は数名いました) 私は、通常使われる迂回ルートで帰ります。 |
当日は、登山者が少なかったので、 八ッ峰の最後の山である大日岳で、 景色を眺めながら休憩をしました。 迂回ルートの場合は、画像中央に写っている 鎖で降りて行きます。 |
画像の岩場が降りてきた大日岳になります。 |
この茂みから迂回ルートになります。 13時40分 スタートです。 |
画像の植物は、シラネアオイです。 |
画像の植物は、オオバキスミレです |
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迂回ルートも鎖が多く非常に危険を感じました。 14時25分 途中の八海山千本檜小屋到着しましたが、 この時間で山小屋は営業終了していました。 千本檜小屋から下山途中に写した画像です。 中央に見えるのは女人堂です。 15時10分に女人堂に到着しました。 |
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16時00分 八海山ロープウェー山頂駅に到着しました。 ロープウェー最終運行時間は16時30分でしたので、 駅の右側にあるテラス席で、他の登山者の方と 休憩をしました。 |
テラス席から見える、 かぐらスキー場方面を写した画像です。 この日は、空が白くなっていて他の登山者の方のお話では、 青空の時は遠くまでハッキリと見えるとの事でした。 |
八海山登山を振り返ってみて感じたことですが、 他の山と違う点は、霊峰と言うことで古くから修行に使われてきた山と言うことを沢山感じました。 マイカーの方はロープウェーの運行時間に合わせて到着時刻を考えた方が良いと思います。 宿からは高速道路を使って約40分です。 また、行き帰りをロープウェーを使わないで登山をすることも可能ですが、 お勧めはロープウェーを利用しての登山です♪ 但し、気をつけないといけないのがロープウェーの最終運行時刻を過ぎると、 駐車場まで歩いて下りないとダメなので、注意が必要です。 他にも幾つか気になった点ですが、 ・木道が幾つか崩れているので足場に注意が必要です。 ・コバエヤ・ハエが結構います。 ・時期にもよりますが、帰りの迂回ルートで雪解け水が出ているので滑ります。 ・道案内板が無いことや解りずらい場合があるので、注意が必要です。 あった方が良いのは、通常の登山道具があれば大丈夫ですが、 手の平の部分が皮で作られているような丈夫な手袋が絶対に必要です! 八ッ峰は鎖での移動が全てといっても良い位ですし、帰りの迂回ルートも鎖があるので、 丈夫な手袋でないと摩擦で鎖を握っていられなくなって落ちてしまいます。 今回は春の平日登山言うことで登山者の方も少なくて助かりました。 しかし、夏や秋の休日は登山者の方も増えるので注意が必要になります。 総合的に考えると、通常の登山の気分や準備では登らない方が良いですが、 準備を万全にされて登った時には素晴らしい景色や体験が出来ます。 下山してすぐは、「もう登りたくない・・」と思う気持ちが強かったですが、 時間が立つと「もっと天気の良い時に!」と再度挑戦する気持ちが出てきたので、 違う季節の時期に登る予定です♪ このコーナーで紹介した景色は、実際の景色には程遠いですので、 是非、実際の素晴らしい景色を見に来て見てくださいね。 八海山八ッ峰コースの登山時間ですが休憩時間を殆ど取らないで、 登りが 3時間30分 下山が 2時間30分 でした。 少しでも皆様の登山の参考になりましたら幸いです。 |